【まぐくんASMR】配信者が愛してるゲームをしたら…嫉妬した彼氏が〇〇してきて…【BLボイス】

愛3

シナリオ

『今日も枠に来てくれてありがとね、また次の枠で会いましょう！バイばーい』

あー放送終わった！つっかれた…。おーい！今、配信終わったぞ～…っと、

あれ、どこ行ったよ、あ、いたいた。

…おい、なにソファの端っこで小っちゃくなってんの？

…べ、別に拗ねてなんかない。

いやいや、どう考えたって拗ねてんだろ、それ

お前が拗ねる時は、大体ソファの端っこに体育座りで座ってるじゃん。

え？

なんだ、バレてないとでも思ってたの？

何年一緒にいると思ってんだ、それぐらいわかるって

…んで？なんでそんなに拗ねてんだよ？

今日もさ、お前の配信…聞いてたんだよ

そしたら、フォロワー記念！とか言ってさ、いつもの雑談枠じゃなくて、凸待ち？だっけ？

なんか企画やってたよね？

そうそう、企画で凸待ちしてた「愛してるゲーム凸待ち」ってやつ。

そう、その「愛してるゲーム」とか言うやつ。いつも配信上では配信用の別の声を作って話してるのに、謎に今回はイケボな地声で「愛してる」とか言っちゃってさ。

ねぇ、しかも地声は今回が初出しだったんでしょ？

まぁ、うん、初出しではあったけど。

で、それで、リスナーさんも凸っていいっていうルールで、リスナーさんとも対戦してさ、対戦された方みんな、通話中もコメント欄でも「イケボすぎて死んだ」とか言ってたし、聞いてるリスナーさんも「ノックオンされた」、とかそんなんばっかでさ……それでさ……。

それで？

それで…その…色んな人にかっこよく、「愛してる」って…。

もしかして、普段はお前しか聴けない声や言葉を、ネットで大勢に配信されて拗ねたのか？

…嫉妬した？

…したよ！

てか、勿論……するに…決まってんじゃん。

なんたって、素のお前の声と対応、だったわけだから、さ…。

しかも内容が「愛してる」を連呼するっていうやつだったし…あ、そうだ、それから、……ほら！見てよ。

なにこれ？

Twitterのトレンドだよ。

ここにお前の名前があがっててさ、「地声がめっちゃイケボじゃん！しかも隠れてSな面もあるみたい！？」ってお前のリスナーさんが大騒ぎしてるの！

……おれだけの秘密というか、おれだけが知ってたことだったのに…。

あーそういうこと…んー、そうしたら…。

ん？なに？

いつも配信でお前にかまってやれないぶんさ、今なら、俺をお前の好きにして良いよ。

お前が拗ねた分だけ、かまってあげる。

え？いいの？ほんとに？

あぁ、いいよ。

やったぁ、じゃあ、おれの傍に来てそこに座って？

ここ？

うん、そこでいいよ、ぎゅーっ、へへ、すき♡

っ！！

なに？もしかして固まってる？

い、いや、ごめん、ちょっとそれは不意打ちすぎたわ

ずるい。

あ、顔ちょっと赤いねっ？んふふ♡

やった、お前を少し動揺させられて嬉しい。

ば、ばか。

余計な事言うんじゃないって。

うん、ごめん。ぎゅー！お前のことすーき♡

あーもう！はいはい、わかってるって。

すきすきー♡

…なぁ？いつまで俺の背中に抱き着いているつもり？

んー？……じゃあ、飽きるまで！

「じゃあ」ってなんだよ、「じゃあ」って…適当だなぁ～。

だっておれの気が済むまでだもん。それまでずっとこうしてるの。

そうか、じゃあいいよ、時間あるし、このままでいてやるよ。

わぁい、えー嬉しい！あ、ねぇ？

そういえば、さっきの配信でやってたゲームってさ？

おう、「愛してるゲーム」の話？

うん。そう。

いいのか？さっきお前が拗ねてた話だけど。

いいよ、お前に抱き着いてるし、今はおれがお前を独り占めしてるから。

ん、あ、そう？な、ならいいけど…。

でなんだっけ？そのゲームがどうかした？

いや、なんかあのゲーム、おれもやってみたくなって。

誰と？

誰とって、お前と。

あ、俺？

うん、逆にお前以外に誰がいるの。

まぁ、確かに言われてみれば。で？何回までにする？

何回まで？って？

もし決着がつかなかった場合、レスポンスを最大何回までにするかってこと。というか、ルール、わかってる？

うーん、もう一回説明欲しいかも。

お互いに「愛してる」って言い合って、先に笑った方が負け、っていうルールだよ。

何か言葉をつけ足してもよし、笑わせにきてもよし、

って感じかな。

……で、レスポンスは最大何回にする？

うーん…5回？

おっけ、いいよ。

で、どっちから？

じゃぁ、お前からでいいよ。

じゃあ始めてください。

…ん、愛してる。

愛してる。

俺のが愛してる。

お前が思っている以上に俺の方がお前を愛してる。

ねえ？

なぁに？

いつもありがとうね、愛してるよ。

こちらこそだよ、俺も愛してる。

ねぇーえ？

なぁにー？

好き。大好き。愛してる。

俺も好き。大好き。愛してるよ。

愛してますっ。

これからもずっと一緒にいてくださいっ！

俺も愛してる、一生俺から離れんなよ。

いったぁ。

お、おい、お前、何して、頭突きは超痛いって、頭で背中をぐりぐりしてくるなって

なんだ？一体どうしたよ？

ねーえ！ねーーもう！！！

イケボはずるいってば！！！やだ！！！反則！！！もうイケボ禁止！！！

ダメダメダメ！！今おれの顔見ちゃやだ！

体勢変えてこっち向くのダメ！禁止！

やだ、ダメだってば。

え？やぁだ。

…やめないよ。

…ほんとにぃ…。

…そのイケボと顔もイケメンなのずるいよぉ……もう…やだぁ……。

ははっ、褒め言葉どうも。

わー、顔、赤っ。

うるさいぃ…。

そんなの知ってるぅ…。

あと、頭を俺の背中にぶつけるくらいだったら、

優しく額に　”ごっちん”　ってしてくれよ。

それは…どういう…？

勢いにもよるけどさ、額同士だったら痛くないだろ？

ほら、こうやってやれば、お前との距離も近くなる。

…わぁ、更に顔が真っ赤になってるぞ？大丈夫か？

……だめ…です……とっても……。

はは、ごめんって、からかいすぎた？

うん…もう心が持たないよ…。

ごめんって。……ほら、ここにおいで、ハグしたい

ぎゅー。

ねぇ。

ん？

心臓がドクドクしてる音が聞こえる。

っ！……うるさい。

へへーっ、少し顔赤くなったね。

わざわざ言わなくていいって…。

かわいい。

ば、ばか、頬を指でツンツンしてくんなって、

というかさっきまでキャパオーバーしてたんじゃなかったのかよ。

してたけど、

お前が心臓をドキドキさせてるから、おれも少しだけ　からかいたくなっちゃった。

あ、そういえばお前にかわいい所もあるってこと、他のみんなは知らないじゃーん！

ふふふ、やったぁ。

そ、そ、そーだろうよ……。

あーもう、…これで，満足か？

うん、満足。ありがとうねっ。

はーっぁ。

……やっぱりお前には敵わないわ…。

へへへーっすーきっ。

なでなでされるのも好き～。

んひゃ！冷たいよ、わぁ、手めっちゃ冷えてるじゃん。

そんなに冷たいか？

うん、冷たいよ、って、…あの、なんでそんなに耳を触って…。

えーーー？

なーんでだろーねぇー？

ひゃ～っ、冷たい～ってば～

こそばゆいし～。

ねぇ、…俺が今何を考えてるか当ててごらんよ。

えぇ～…えーと…

そろそろご飯の時間だなーお腹すいたナー。とか。

違います。

えー、じゃ、じゃあ、冷えて寒いからお風呂入ろうかナー。とか。

違いまーす。

えぇーー！じゃ、じゃあ、単純におれの耳を引っ張りたいナー。とか。

あははっ！！

お前、分ってないフリするの下手すぎ？

え！？そんなこと…！

はーい、もう待てませーん。

よいしょっと。

ちょっと、え、なに、え、まってなんで、おれを持ち上げて、てかどこ行くの、え？そっちはお風呂場…。

さっき、俺がお風呂入りたい、って思ってるんだ、と思って、

お風呂って言ってくれたんでしょ？

いや、確かにさっきそうは言ったけど。

よっと……じゃあいいよねぇ？

い、いや、な、何が？

往生際が悪いぞ？

…もう、俺はスイッチ入ってるの。

へ、………な、なんの……？

決まってんじゃん　意地悪モードの。

ええ？

なぁ、……『一緒にお風呂、入ってくれる』、よな？

【BLボイス】

『〇〇ゲームは簡単じゃない』

台本:k。様@k___maru___ よりご提供頂きました🙌
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14054843

愛3