蛇神様は耳かきがお嫌い?

December 7, 2024

江井みゆき

02 お狐様と蛇神様の耳かき（試聴）

03 蛇神様の耳かき（試聴）

04 お狐様のブラシ耳撫で（試聴）

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シナリオ

02 お狐様と蛇神様の耳かき（試聴）

むしろこのようなことを

いつもしているとはな

いつもではない

黙って

我も

この者にだけ

敵うわけにはいかぬからな

そういう問題ではない

主も

人間に近寄りすぎる

我はそうは思わない

皆が日々何を感じているか知れば

神としてすべきことも

見えてくるからな

だからといって

神は姿をさらし

直接対話する必要がどこにある

神とは崇高な存在

そうあるべきじゃ

簡単に会える存在など

信仰の対象ではなくなる

03 蛇神様の耳かき（試聴）

早くもだらしない顔をしようって

貴様が

私の膝で夢心地だったのだ

キツネが聞いたら

どんな顔をするだろうな

悔しがるから悲しい

どうじゃ

前回は

強いて言えば

キツネの方が良いなどと

のたまっていた

キツネより

私の耳かきの方が心地よいと

訂正するか

では

これではどうじゃ

04 お狐様のブラシ耳撫で（試聴）

では今日は

こういったものはどうだ

これは毛足の長い刷毛だ

昨今では

こういったものは

ブラシというのだったか

毛は柔らかいものだから

耳を傷つけることはない

これで

お主の耳をこうして

撫でるのだ

残念ながら

我の毛で作ったものではない

確かに

我の毛はふわふわで

感触が良いからな

それを望む気持ちも

わからなくはないが

商品紹介

あらすじ

ある日、少し遠くの神社へ足を延ばしたあなた。
そこでお狐様と話す黒髪の女性と出会う。
あなたに笑顔を向けることもなく、冷たく厳しい口調で話す女性。
聞けばその女性はこの神社の蛇の神様らしく、お狐様とは旧知の仲とのこと。
面白がったお狐様の提案で、ふたりの神様に耳かきをされることに。

トラックリスト

トラック1　蛇神様との出会い(02:55)

トラック2　お狐様と蛇神様の耳かき(28:33)
　∟両耳同時耳かき / 両耳同時梵天 / 両耳同時耳ふー / ささやき

トラック3　蛇神様の耳かき(38:10)
　∟耳かき / 梵天 / 耳ふー / ささやき

トラック4　お狐様のブラシ耳撫で(26:14)
　∟ブラシ耳撫で / 耳ふー / ささやき

総再生時間:約1時間35分

キャラクター

蛇神様

お狐様とは旧知の蛇の神様。
神様としてはお狐様よりも歴が長い。
人間とは慣れ合わず、姿を見たことがある人間はごくごく少数。
人間が嫌いなわけではなく、
神は人々をただ見守るのが役目であって、
手出しをしたり、仲良くなる必要はないと考えている。
人間を大事に思っているからこそ、線引きをしており、
神としての務めを果たそうという考え。
お狐様

とある神社の狐の神様。
高貴で古式ゆかしい雰囲気だが、
人の前に姿を現すのは珍しいことではなく、
普段から参拝客と話をしているらしい。
現代のサブカルチャーにも興味津々。
人間たちのことは可愛い我が子のように思っている。
人のことが大好きな優しい神様。