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【CV.佐和真中】Secret OZclub(オズクラ) Route04 可哀想で忘れられない私のキング・李志亜

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目次

シナリオ

01.Introductory Chapter

こんばんはは

じめましてかな

きみ

何も持ってないみたいだけど

持ってきたから一緒に飲まない

せっかくの晩餐会だし

楽しまないともったいないよ

それに

キミが受け取ってくれなかったら

手がふさがっていて

キミのことを

エスコートできないから

ぼくを助けると思って

どう

ありがとう

助かったよ

じゃあ

せっかくだから

乾杯しようか

乾杯

美味しいね

甘くて

口当たりがいいから

すごく飲みやすい

甘くて飲みやすいアルコールほど

度数は強くて簡単

に酔ってしまうから

気をつけないといけないのだけれど

どう

君の口にはあったかな

飲みにくいようなら

ノンアルコールを持ってくるから

ふふ

口にあったようでよかった

ずいぶんおいしそうに飲むんだね

それに

うれしいことを言ってくれるね

ぼくがきみをリラックスさせた

だなんてさ

ふーん

僕と話してるのが

そんなに楽しいの

そう

僕たちの出会いは

もしかしたら

運命なのかもしれないね

ならずっと話していようか

僕は大歓迎だよ

なんなら

二人きりでも

大胆な子だ

君をそうさせているのは

もしかしたら

アルコールのせい

アルコールのせいにできるなら

エスコートを理由に

こうして君に触れられるんだけどね

そうだ

これだけ話していたのに

まだ名前を教えていなかったよね

僕はリーシア

ムニニとは言わないけれど

君の名前を聞いてもいいかな

うん

とても素敵な響きの名前だね

教えてくれてありがとう

ああ

そうだよね

いきなりこんなところに来ても

よくわからないよね

いいよ僕が答えられることなら

何でも答えるから

君が今いるここは

オズ

クラブの会長を選ぶ晩餐会なんだよ

オズクラブは

オズ

フォード大学の社交クラブのこと

これは知っていたかな

そうだよ

入会には条件がある

条件といってもいろいろあって

例えば

在校生の投票とかね

だから

オズクラブの会員になるだけで

在学中もいろいろな恩恵があるし

卒業後の未来も開ける

なんていうね

オズクラブのその頂点である会長

キングは当然

さらなる恩恵に恵まれることになる

そんなオズクラブのキングの座を

誰もが欲しているんだよ

そんな態度で座っている彼も

にこやかに座っている彼も

興味情けに振る舞っている彼も

みんな

じゃあここで

ひとつ質問をしようか

だれもがなりたくてたまらない

キングを選ぶために

どんなことをすると思う

そうだね

物騒な方法で

キング候補同士が争い合って

血が流れた

なんて話も聞いたことがある

今はもう少し穏便な方法だけどね

選挙

うん

誰かに選ばれる必要がある

という意味では

似ているよ

クラウンに選ばれた人が

キングを決める権限を持つんだ

とはいっても

キングを選ぶには

手続きみたいな

いくつかのルールがあってね

一つ目に

クラウンが選んだ相手が

次のキング候補になる

二つ目に

クラウンは

選んだキング候補と

一か月間の恋人になって

本当に

キングにふさわしいかを見極める

三つ目に

キング候補が

キングにふさわしくない

と判断した場合は

選び直しをする

おや

ずいぶんと人ごとのような反応だね

君がキングを決めることのできる

唯一の存在

クラウンなのにね

君は

キングを決めるクラウンとして招待

されたから

この晩餐会に出席しているんだ

君は

僕らの中から

キング候補を選ばなくてはならない

そんなに一気に飲んだら

酔ってしまうよ

あおっと

大丈夫かな

足元がふらついている

僕に寄りかかっていて

僕もキングに

うん

ここにいるということは

当然キングになりたいように

見えるだろうね

そうだね

一ヶ月とはいえ

君と恋人関係になれるなら

なってみたいかな

君が僕を選んでくれたなら

僕は君を本当の恋人のように

大切にするよ

もちろん

君が望まないことはしないって

約束する

それで

どうかな

君が頷いてくれるといいんだけれど

ああありがとう

僕の恋人さん

は気が早いかな

そろそろ指名の時間みたいだね

じゃあ

行こうか

03.鍾愛

そう

覚えていないというのなら

思い出させてあげる

こうして

耳をかわいかって

こうして

胸を揉んだ後

乳首をグリグリ刺激して開けたよね

お前は声をこらえていたけれど

だんだんと

我慢ができなくなって

ああ

そうだね

そうやって声を漏らしていた

やっぱり体

はしっかり覚えているみたいだ

それなら

こっちも

ああ

いきなり指を入れたのに

濡れてる

もう随分と

ヌルヌルしている気がするけれど

これは

俺の気のせいではないよね

ほら

お前も触ってごらん

そう

嫌なら今は許してあげようかな

それにしても

キスと胸を触られるだけで

こんなに

気持ちよくなってしまったんだ

まだしっかり薬

が効いているみたいだね

お前の味がする

なぜ恥ずかしがるの

俺に感じている証

をなめられているから

それとも

指では物足りない

って思っているからかな

昨日

ここで

俺を奥までくわえ込んで喜

んでいたからね

こんな細い指では

物足りないんじゃないのかな

ちゃんと

指だけでも満足させてあげるよ

そういえば

昨日

はここの浅いところをこすられて

気持ちよさそうにしていたね

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