先輩×後輩 嫉妬した先輩にお仕置きしてあげる…【BLボイス】

シナリオ
先輩、お仕事お疲れ様です。今日も忙しかったですか。
お疲れ様。問い合わせ対応が多くて大変だったよ。
それは、大変でしたね。僕は、今日サークルの集まりがあって、もうめちゃくちゃですよ。急に来週温泉旅行が決まっちゃって、全員強制参加ですよ。
ほんと、急すぎますよね。ちゃんとした宿なのか、心配なんですよ。決まったことは仕方ないので、来週温泉旅行に行ってきますね。もちろん先輩へのお土産、たくさん買ってきますね。
あ、そうなんだ。お土産はいいよ。気を付けて行っておいで。
えっ。ちゃんと買ってきますよ。
分かった。分かった。
あれ?先輩。なんだか元気ないですね。どうしたんですか。
そんなことない。ただ仕事で疲れただけ。今日は先に寝る。
そうですね。忙しかったですもんね。ゆっくり休んでくださいね。おやすみなさい。
うん。おやすみ。
せんぱーい。ただいま。
おかえり。温泉旅行楽しかった?
急に予約した宿だったから期待してなかったんですが、凄くいいところでした。つい写真もたくさん撮っちゃって。ほら、見てください。
良いところでよかった。ほんと綺麗なところだ。
でしょでしょ。他にもたくさん写真あるので見てくださいよ。
うんうん。景色もきれいだし、街並みもいいとろこ。あれ?なにこの写真。
うん?どの写真ですか。
この写真。
これですね。みんなで集まって撮ったんですよ。みんなはしゃいじゃって。もう僕なんてほら、揉みくちゃですよ。
そ、そうだったんだ。女子に囲まれてるし、浴衣はだけてるじゃん。何してんだよ。
先輩、何か言いました?
いや、なんでもない。楽しかったならよかったよ。
そうですか。今度は先輩と2人っきりで行きたいです。絶対行きましょうね。
うん….分かった。
ねえ先輩、ちょっと来て下さい。
どうした?ちょっ。急に引っ張るな。
ギュッ。先輩に会えてなかったから充電させて下さい。あー。先輩のいい匂い。落ち着く。
急に抱き着かなくても….会えてないっつっても。たった2日だけだろ。
何言っているんですか。2日も先輩に触れてなかったんですよ。
なんだよ。人の気も知らないで。
えっ。何か言いました。
ううん、何も言ってない。
先輩、さっきから少し変ですよ。仕事で何かありました?
何もない。いつも通りだろ。
嘘だ。絶対に何かあったでしょ。僕に隠し事ですか。
だから違うって。何もないから。
本当ですか。何もないんですよね。
本当だって。何もない。
分かりました。何もないんでしたら今から僕が聞く質問に答えて下さいね。正直にですよ。
分かった。正直に答えたらいいんだな。
はい。先輩、正直にお願いしますね。
わ、分かった。
ないとは思いますが。もし、もしもですよ、正直に答えなかったら、分かってますね。
え?
分かってるでしょ。お仕置きですからね。
お仕置きって。
はい。じゃあ早速質問しますね。この2日間もお仕事忙しかったですか?
うん。忙しかった。納品日まであと少しだからね。
先輩、集中したら周りが見えなくなっちゃうから。無理しちゃダメですよ。じゃあ、次の質問しますね。
分かった。
じゃあ、僕の帰り楽しみにしてましたか?
まあ、少しは。
うん??少し?正直に言わないとお仕置きって言いましたよね??
ごめん….帰ってくるの楽しみにしてた。
良かった。ふふふ僕も先輩に会えるの楽しみしてました。次からも正直に答えて下さいね。
まだ、質問あるの?
これが最後の質問です。先輩?寂しかった?僕に会えなくて寂しかった?
仕事忙しかったからそこまで余裕なかった。
えっ、そんなことないでしょ。さっき、帰ってくるの楽しみにしてたって言ってましたよね?
言ったけど….。
言ったけどなんですか?今何してるかな?とか思わなかったの?
…
なんで黙るんですか。先輩、僕言いましたよね。正直に言わないと。お仕置きしますよって。
や、やめろ。
先輩が正直に言わないのでいけないんですよ。先輩、もう一度聞きますね。僕に会えなくて、寂しかったですか。
少しは、ほんの少し…。
えほんとに少しだけ?そんなことないですよね?
や、やめろ。
やめませんよ。正直に答えないとお仕置きだって僕言いましたよね。
さ、さ、寂しかった。
うん?なんて言いました?
だ、だから寂しかった。いつも楽しそうにしているし、今回だって君がサークルの人たちと温泉旅行に行って、楽しそうな写真をたくさんツイートしてた。
それ見たらすごく寂しかった、キミは僕の彼氏なのに。僕だけのものなに。
先輩。いつもそんなこと思っていたんですか。
こんな、心の狭い僕をキミには知られたくなかった。こんな僕を知って嫌われたくなかった。だから….
えっ。何で急に。
先輩、可愛すぎます。
嫌いになるなずないでしょ。むしろ、いつも素っ気ない態度だったから僕に興味がないのかと思ってました。
そんなことない。きみのことを1番に考えてる。大好きだから。誰よりもキミを愛してから。
ギュッ…急にそんな、言わないで下さいよ。僕の心臓が持ちません。僕も先輩が大好きです。愛してます。ねえ、先輩?
寂しい思いをさせてしまった分、先輩への大好きでその寂しさを埋めますからね。
先輩可愛いです。
今日はずっと君を感じてたいよ…。
先輩大丈夫ですか?
大丈夫。
無理、させちゃいましたよね?ごめんなさい
なんで謝るんだよ、キミをたくさん感じられて幸せだったよ。
先輩…ぎゅー…。
いつもは余裕がある君が僕の前ではこんなになるなんて、みんな知らないんだろうな。こんな君を知っているのは僕だけ。
当たり前ですよ。こんな可愛い先輩を知っているのも僕だけですからね。
可愛いくない。僕は可愛いくなんかないよ。(顔を赤らめる)
そんなことない。先輩はすっごく可愛いですから。
うるさい。
もう照れちゃって。先輩、こっち来てください。
なんだよ。
好きですよ。先輩。
僕も大好き。
知ってますよ、僕のいとしいセンパイ。
商品紹介
【BLボイス】
『よそ見しないで。君を知っているのは僕だけ』
台本:たぬこ様@tanetane_610 よりご提供頂きました
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13960347
イラスト:ミソ子様@misokooekaki よりご提供頂きました☺️
https://www.pixiv.net/users/32692610
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