惚れ薬入りのチョコを食べた王子様は…【BLボイス】

【BLボイス】
『モテモテ王子を惚れ薬入りチョコレートでメロメロに 』
台本:タコ軍曹様 よりご提供頂きました
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13641459
イラスト:ミソ子様@misokooekaki よりご提供頂きました☺️
https://www.pixiv.net/users/32692610
シナリオ
やあ、君か。
はは、クラスメイトのことをわすれたりしないよ。
え?大荷物だねって?
ああ、クラスの女の子たちからチョコをもらったんだ。毎年バレンタインデーはさ、結構大変なんだよね。
まあ、贅沢な悩みなんだけどさ。
ふふふ、羨ましい?ふふ、まあそうかな。
変に謙遜するのもかえって彼女たちに失礼だしね。
好意を寄せてもらえることは素直に嬉しいよ。
え?そうじゃない?
堂々とチョコを渡せる女の子たちが?
それってどういう…。
それは…きれいなラッピングだね。
ええと、やっぱりチョコ…なのかな?
そっか、君ってそうだったんだね。
ううん、気持ち悪いなんて思わないよ。
でも、ごめん。
君の気持ちには答えられないよ。
ううん、君が男だからってわけじゃないんだ。
あのね、実は僕、好きな人がいるんだ。
うん、幼なじみでね…子供の頃からずっと好きなんだ。だから…。うん、ごめん。
そっか、わかってくれて嬉しいよ
えっ?せめてチョコだけでも?
あー、うん、分かったよ。君の気持ちはすごくありがたいし、せっかく作ってくれたチョコを突き返すなんて、失礼だからね。
いまここで?
ん〜、まあ、目の前で食べた方がいいなら構わないけど…。
うん、それじゃあ、いただくよ。
へえ、きれいだね。君って結構器用なんだ。
ここの文字とか、クリームで描いたの?
うん、お店のみたいですごいね。
じゃ、いただきます。
うわあ、すごい美味しい。
うん、お店のやつよりずっといいよ。
僕さ、あんまり甘いの得意じゃないんだけど、これはしつこくなくていいね。
そっか、前に言ってたの、覚えててくれたんだ。
僕のために頑張ってくれたんだね。ありがとね。ほんと…ごめん。
…あれ。
なんだろう、頭が、くらくらする。
もしかして、ちょっとウイスキーとか入れた?
えつ違うの?惚れ薬?
んん、何言って…。
んんん…。
いや、どうでもいいかそんなこと。
それよりさ、君、すごく素敵だ。
君を見てると、痛いくらい胸がドキドキする。
ほら、僕の胸に手を当ててみて?
わかる?
うん、僕さ、君のことが好きになっちゃった。
えっ?さっき気持ちに答えられないって言った?
うん、自分でも信じられないよ。
さっきまでの僕は、ちょっとおかしかったんだ。
こんなにも愛しく思える、運命の人がいたのに。
幼なじみのあの子なんかにこだわって…。
え?今更信じられない?
そんなぁ。お願いだ。僕の言葉を信じて欲しい。
君に信じてもらうためだったらなんだってする。
僕も…お返しにチョコをあげればいい?
うん、明日にでも持ってくるよ。
え?いまこの場で…?
でも、いますぐチョコを用意するなんて。
チョコならたくさんあるって?
それはそうだけど…。
でも、いくらなんでも女の子たちの気持ちがこもったチョコを人にあげちゃうのは…流石にあの子たちに失礼だよ。
どっちが大事って。そんなの君に決まってる!
わかった、わかったよ。
えと、じゃあこれ。
はい、どうぞ。
口移しで食べさせるの⁉︎
でも、ここなんか、人通りは少ないけど通学路だし。
…うん、なんでもするって言ったもんね。
わかった。
うん、チョコを口に入れて、んー。
これで、どうかな?
次は…すこし大きなチョコ?
片方を咥えてポッキーゲームみたいにするんだね。
どーぞ。
唇当たっちゃうね?
どうかな?ちゃんと君をリードできた?
王子様みたいだった?
それは…すこし照れるなぁ。
えっと、これで僕の気持ち信じてくれた?
本当に⁉︎やったぁ!すごく嬉しいよ。
えっと、じゃあ改めていうね。
君が好きです。僕と付き合ってください。
僕の気持ち、応えて…くれる?
ほんと?やった、じゃあ今日からは恋人同士だね。
あっそれで…このあと時間あるかな?
もし良ければ僕と…デートしない?
コメント
コメント一覧 (1件)
スマホで見ようとしたら見れなかった・・・(涙)
再チャレンジして、出来なかったらパソコンでしよう。と意気込んだ私、パソコンをいっこうに開こうとせずこないだやっと聴けた。あ、ボイス自体はむちゃくちゃ良かったです。ありがとうございます。癒やしです!!