バイトで忙しい彼とのお家デートで…【BLボイス】

【BLボイス】

『【BL】愛を確かめ合って…』

台本:猫汰ン様＠nekotan9204 よりご提供頂きました
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13872662

イラスト:案山子@K_Kakasi_ よりご提供頂きました☺️
https://www.pixiv.net/artworks/80045220

シナリオ

なーなー起きろってー。

んん…。

せっかく一緒にいんのにぃ。

わるいわるい。起きるよ…。

ねえ、バイト入れすぎなんじゃない？せっかくの夏休みなのに全然会ってない…。

いや、会ってるだろ、つか家隣同士なんだからいつでも会えんだろ。

ちーがーう。俺は、どっか出かけたりとか長い時間一緒にいたいの。

んー…今人たりてないんだよなぁ、俺も稼ぎたいし…。

もーいいよ！帰る！

おいっ！良いのかよ？せっかく明日休みで久しぶりに一緒に居れんのに。

だって…一緒にいても寝てるし…。

悪かった。ちゃんと話聞いてくれ…な？こっちこいよ。

ん…？話って？

実は、言いたくなかったけど…こんだけバイト入れてたのは…お前、もうすぐ誕生日だろ？

うん…。

だからさ…せっかくだから美味いもの食べさせてやりたいしプレゼントも渡したいしさ…夜景綺麗なホテル泊まりたいだろ。それ考えたら夏休みバイト入れまくらないとなっと思って…悪かったよ。

そんな…俺はお前が一緒に居てくれるだけで十分だよ！

ありがとな。ねえ抱きしめてもいい？

ん…あったかい…。ねえ…もっとあっためて？

ふっ…ほら一緒に布団入ろ。こっちのがあったまる
なぁ…機嫌直った？

ん…俺も知らずにさ、わがままばっか言ってごめんね？実はバイトって言いつつ、女の子と会ってんのかなとか…ちょっと不安になってた。

お前は気にすんな…俺だってせっかく一緒にいんのに悪かった。つか、なんで急に女が出てくるんだよ

い、いやぁ…その…実はさ、この間お前のバイト先、行ったんだよね。

まじ？来たなら声かけろよなぁ。

いやぁ、一緒に帰ろうと思って外で待ってたんだけどさ…。お前が女の子と抱き合ってるの見ちゃって…ビックリしてつい帰っちゃったんだよな。

あー…あれね、抱きついたっつーか、抱きつかれたが正しいな。

えっ？そうなの？

あぁ。バイトあがって帰ろうとしたら、呼び止められて急に抱きつかれた。

なっ、なんだよそれ。おれ…てっきり…。

んー…なんか、ずっと好きだったんだと。

で…付き合って欲しいって？

あーそう言われたけど、ちゃんと断った。『俺には大事にしたい人がいるから』って。

そっ、それって…。

お前以外誰がいんだよ。

ふっ…ふふふふありがと…。不意打ちのちゅう禁止。

なんでだよっ、別にいいだろ。そんなん。

でもさ…これからその子ときまづくなんない？

あー…あの子あの日がラストでさ、なんか学校がバイト禁止だったみたいで、バレたんだと。そんで、最後に想いを伝えたかったらしい。

そうなんだ… 。

たぶんもう店にもこないだろうし、安心した？

で…でも…ちっさくて可愛かったよ…。

そーか？確かにちっさいけど、お前だって俺よりちっさいだろ？
それに、俺からしたらお前が1番可愛いよ。

うるさいっ‼︎まったく…恥ずかしいヤツ。

可愛いやつぅ〜照れんなって〜。

やっやめろっ！ツンツンすんなって！
アハっアハハッちょっと。やめろって…
わっ。

なっ、なんだよ…急に…だから…不意打ちは禁止って…ちょっと…だからー！

みんなもう寝たみたいだし、一緒に風呂入るか？

えっ、う…うん。

体洗ってやるよ、俺が出したの掻き出さないとだしな。

えぇ、いいよぉ。自分でやるからっ。

やばっ、想像したらまた勃ってきたっ。

えぇっ⁈明日もバイトだろ？早く風呂入って寝るぞっ。

はーい…。

俺の誕生日奮発してくれるんだろ？楽しみにしてるからなっ。