コンビニ店員のヤンデレストーカーに誘拐され、狂気の渦に引きずり込まれる…

シナリオ
こんばんは、お仕事帰りですか?
「いつもご利用ありがとうございます。」って言ったら、僕のこと分かるかな?
…あれ、覚えてないの?仕方のない子だなぁ。
でも、そんなちょっと抜けてるところも可愛いんだよなぁ。そんな可愛い君に、お願いがあって待ってたんだ。ちょっと、僕と一緒にこっちに来て欲しいんだよね。
逃げないでよ、お願いだからさぁ、こっちに来てよ。
なぁ…この僕が頼むって言ってるんだから!こっちに来て!!!
声出さないでね。僕も手荒な事はしたくないからね。わかった?わかったら頷いて。
……そう、君はいい子だね。それじゃあ手を離すからね。
よかった、声を上げたらどうしようかと思ったよ。君は本当にいい子だね。
フフフ。驚いたでしょ!僕もビックリしたよ。
君が僕のアパートの前を通って、家まで帰って行くのを見た時にはさぁ…。
神様が君を愛するよう、導いてくださったとしか思えなかったよ。
そして愛しい君をこうやって、我が家へ迎えられて、本当に嬉しいよ。
悲しいことに君は、僕の顔さえ覚えていてはくれなかったけど。
僕は君の事なら何でも知ってるよ。君の好きなものは全部知ってるんだ。
飲み物も、おにぎりの具材の好みも、毎月買ってる雑誌も知ってるよ。
実はあの雑誌人気だからさ、僕がこっそり君のために取り置きしてたんだよ。
君の帰宅時間に合わせて棚にそっと置いていたんだよ。知らなかったでしょ。
ここまで言ったら、僕が誰だか気づいてくれた?
あはは、そう、大正解!やっとコンビニの事、思い出してくれたね。
本当に君って人は鈍いんだから、僕、傷ついちゃったよ。
でも、これから僕の事を覚えていってくれたら、いいからね。
そうそう、抜けてる君は、気づいていないかもしれないけど、コンビニ受け取りにしていたネット通販の荷物、いつも僕が欠品がないか、きちんと君より先に見ておいてあげてたんだよ。君は気付いてなかったみたいだけど。でも、あれは頂けなかったなぁ。
君が大人のおもちゃを買っていたなんて。
そんな可愛い顔をして、あんなものを買うなんてさぁ…人は見かけによらないね。
しかも結構大胆なものを買っていたね。僕、開けた時びっくりしちゃったよ。
僕というものがありながら、あんなもの買っちゃダメじゃないか。
あんなのに頼るくらいなら、僕を部屋に呼んでくれればいくらでも君を満たしてあげるのにさぁ…。
あ、君のスマホ、鳴ってるよ。この男、誰?
僕の知らない所で浮気してるの?君の部屋に男を連れ込んだところは見た事ないんだけど、浮気してるの?
……違うならいいけど…。でも、その後なんて言った?僕も恋人じゃない、って言った?
僕の気のせいかな?
貴方は私の恋人じゃないって…そういう意地悪な事言うんだ。動くな。
君が誰のものかを一度しっかりと、分からせてあげないと、ダメみたいだね。
君は、この僕のものだ。他の男には触れさせない。
スマホに表示された男、アイツにもだ。
わかった?ほら、わかったら、お返事は?
はあ、君は物欲しげに男を物色するような女なんだろ?
なら、僕が満たしてあげる。あの男とは縁を切るんだ、いいね。
そうしたら、君には僕との甘い生活を、約束してあげるからね。
ずっと君を大切にしてあげるよ。じゃあ、行こっか。
何処にって…ふふふ、新居だよ。
ここはさ、一人暮らし用で手狭でしょ?君の部屋だってそう。
だから…僕が用意しておいたよ、二人で暮らす、新居。
君が喜びそうな、素敵な物件を選んでおいたよ。
君の手料理が食べれるって考えるだけで楽しみすぎるよ。
さぁ、新しい生活の始まりだよ。
僕のこと、いっぱい愛してね。
素敵な台本(貴洋ーきひろー様):【 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14315189 】
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