隠し鬼(繁体中国語脚本付き)

シナリオ
トラック1 全量
立ち去るわらべの小さな背中を、暗闇の中で思い出す。久遠の呪縛に囚われた、俺の孤独を、慰めてくれたあの光。
今日もあれは俺に会いに来なかった。どこかで迷子になっているのだろうか。怪我をして泣いてはいないだろうか。それとも、もう俺に飽きたのか。
会いに来い。早く俺に会いに来い。さもなくば。
トラック2 全量
鈴の音が聞こえる?猫にでも付きまとわれてるのか?耳鳴りかなんかじゃない?あ、病院ついて行ってやろうか?
今?いや、鈴の音なんて聞こえないけど。はあ?誰か来たって、呼び鈴なんてなってないだろう?おい。
こんばんは。夜分遅くにすみません。先日お世話になりました、狗杖と申します。心ばかりのお礼をしに参りました。扉を開けていただけませんでしょうか?
そうですね。先日と言っても、あなたにとってはずいぶんと昔のことかもしれません。覚えていませんか?
あなたが、まだほんの小さなわらべだった頃、ほら、夏休みに、近所の神社の裏手で、小さな犬の木像とよく遊んでいたでしょう?
わんわ、だなんて呼んで、毎日可愛がってくれたじゃないですか?紅葉のような小さな手で僕を何度も撫でてくれたでしょう。
小さなあなたが抱えられるくらいの大きさの、そうですね、柴犬に近い形の像でした。一緒に草むらでかくれんぼをしたり、ごっこ遊びで家族になったり。
楽しかったあの日を思い出してはくれませんか?と言っても、僕はあの頃少しも動くことはできませんでしたから、あなたの1人遊びではありましたが。
あんな小さく惨めな犬の姿でもお嬢さんのふくふくの手が、僕の胸元を撫でてくれるときだけは、自分が木像なことが少しだけ嬉しかったものです。
思い出していただけましたか?あのわんわです。あなたが寿命を迎える前にここがわかってよかった。僕はずっと、あなたに恩返しがしたいと思い続けていたんです。
あなたが僕の元を去った後も、ずっと、ずっと。決して悪いことはしませんから。この鉄の扉を開けてください。
いい子だ。ありがとう。僕を信じて扉を開けてくれて。しかし、これは驚いたな。あのときはほんの小さなお嬢さんだったのに、すっかり大きくなって。
人の子は本当に成長が早い。ん?だって、あんなちっぽけな木像の状態では、あなたをどこにも連れてってあげられないでしょう?
どうです?木彫りの犬なんかより、こちらの姿の方がずっといいでしょう?そんなに頬を赤くして。お気に召したようで何よりです。
積もる話もありますし、屋敷に遊びに来てください。今日、では、少し急すぎますか。そうだな。うん。では明日がいい。今のあなたにふさわしい準備をしておきます。
明日、また同じ時間にお迎えに上がります。あなたはそれまでにしっかりと身を清め、床に入って待っていてください。
香りの強いものはつけないように。そして今日と同じように、呼び鈴が鳴ったら、僕を迎え入れるんだ。
日常パートクロスフェードサンプル
美味しいか?ねえ、これも飲んだよ。こちら側で作られた特別なお酒だよ。気持ちよく酔えるし、どんなに飲んでも悪酔いしない。甘くていい匂いだろう?匂いだけで酔いそうだろう?そう。そのまま。
このすべらかな肌触り。服を着ていてはわからないね。ほら服を脱がせてあげよう。大丈夫、恥ずかしくない。この屋敷では君を縛るものは何もないんだ。
人の世の息苦しい常識なんて全て忘れてしまえばいい。暑いだろう?酒で体が火照ってる。
ほら、上手に脱げた。いい子だ。君はそうやって欲望に溺れてるとき可愛らしい。人の子の欲というのは、時代を経ても根っこは変わらないな。
壮麗な住まいに美食、美酒、美男美女をはべらせて、真の美もわからぬくせに、神の領域の幻影に触れようとあがいている。
矮小な自分を少しでもマシに見せようと、果ては命までをも投げ出して、この俺を封じたのだから、人のいじましい見得も大したものだ。
ああ、割ってしまった。まだ少し力加減がわからなくてね。大丈夫、君に起こっているんじゃない。君だけは特別だ。
R18クロスフェードサンプル
中が狭くなってきた。そろそろ気をやりそうなんだね。こっちを向いて。君が僕に触れられて果てるところをちゃんと見せておくれ。
顔を背けてしまったね。どうして顔を見せてくれなかったんだい。こっちを見てと言っただろう?聞こえなかった?悪い子だな。僕の命令に従わないなんて。
しー。抵抗するな。もう一度だ。僕が見たいと言ったのに従わずに隠したのが悪い。少しコツがつかめてきたぞ。このザラザラしたところがいいんだろう?声が大きくなった。気持ちいいかい?
それじゃ、今度こそ、気をやるときの顔見せておくれ。それとも本能で勝手に。どちらにせよ酷い淫乱だ。
同族でもない相手にこんな媚びるような声で泣いて。こうやって奥を突かれるのが好き。こんなふうに激しく、乱暴に?いいとも。人間じゃ届かないようなとこまで、僕が思いっきり突いてあげる。
震えてる?湯の温度を下げすぎた?
それにしては頬も耳も真っ赤になって。熟れたざくろのようじゃないか。ああ、うまそうだ。少し味合わせておくれ。
またその声で鳴くんだな。ああ、可愛らしいな。本当に可愛らしい。うつし世じゃ味わえない快楽を僕が無限に与えてあげる。
段々濡れてきたぞ。こんな状況でも興奮できるのか。いいじゃないか。俺好みの浅ましさだ。奥が好きか。なら好きなだけ突いてやる。ほら腰を上げろ。いつも欲しがってるときみたいに。
発情期の雌猫みたいに鳴いて。そんなに気持ちいいのか?俺以外の名を呼ぶな。それが親でも兄弟でも友人でもだ。この先お前が名を呼んでいいのは俺だけだ。俺だけ、俺だけだ。
あらすじ(小間使い)
昔々あるところに孤独な怪物がいたという。大層は暴れて人々を困らせたものだから、ついにチンケな木彫りの犬に封じられてしまった。
さて、それから随分、時が経った。100年か、200年か。誰も彼もが怪物のことを忘れるほどの年月だ。
怪物は飽きていた。死ぬこともできない日々に辟易していた。そこに救い主が現れる。
怪物の封じられた木彫りの犬を、ただのおもちゃだと思い込んだ愚かで無鉄砲な少女が木彫りの犬をわんわと呼んで、少女は怪物を可愛がった。そして怪物に魅入られた。
少女が木彫りの犬に飽き、もう遊びに来なくなっても怪物は少女を思い続けた。思って思って、そしてもがいた。離れてしまったぬくもりを取り戻したくて。
ある日あなたは不思議な鈴の値を聞く、そして自分を誘惑する男の声を。
こんばんは。夜分遅くに申し訳ありません、心ばかりのお礼をしに参りました。扉を開けていただけませんでしょうか?
というお話だそうでございます。
商品紹介
神隠し系の人外ヤンデレ執着もの。
時は現代。
しかし世界に怪異は人知れず存在していた。
幼いころのイタズラがきっかけで、邪悪な鬼に魅入られてしまったヒロインは、大人になったある日、狗杖と名乗る男の来訪をうける。
「こんばんは、夜分遅くにすみません。
先日お世話になりました、狗杖(くじょう)と申します。
心ばかりのお礼をしに参りました、
扉を開けていただけませんでしょうか」
こんな男を助けた記憶などまったくないヒロインだが、見目麗しい男からの優しい誘いに、危険だと思いつつもあらがうことはできなかった。
言葉は言霊――鬼の声には人を従わせる力が宿る。
言葉巧みに誘われて、異界の食べものを口にし、鬼と体を重ねてしまったヒロインは、果たして現実に戻れるのだろうか。
※体験版から脚本が全文DLできます
★★★購入特典★★★
収録レポート(テキスト)
500DL特典SS
1000DL特典SS実装しました
レポート漫画実装しました
茶介さんのテキストインタビューを実装しました
5000DL特典SS実装しました
6000DL特典SS実装しました
![隠し鬼(繁体中国語脚本付き) [BoneCage] 隠し鬼(繁体中国語脚本付き) [BoneCage]](http://voiceloves.com/girls/wp-content/uploads/sites/2/2025/01/eabac88f9c6ae77cbbd580764078fcc3.jpg)
◆狗杖(くじょう CV:茶介)
大昔、まるっこい犬の木像に封印され、
神社の本堂にご神体として封印されていた鬼(邪神)。
娯楽感覚で人を食ったり災害を起こしていたが、そのうちありがたい神主に負けた。
幼く無鉄砲だったヒロインが探検ごっこをしていたときに発見し、
しばらく内緒の宝物として、裏手の森に隠し遊んでいた。
ある日、ヒロイン(幼)が取り落とした時にヒビが入り、封印が綻ぶ。
優しいふりをしてヒロインをかどわかすが、その本性は腹黒く、自分を捨てて戻ってこなかったヒロインを恨んでもいる。
ヒロインが泣いても叫んでも自分がしたいことはする。
トラックリスト
- トラック1 昔々あるところに1:06
- トラック2 再会5:34
- トラック3 宴席(マッサージ 耳舐め)13:17
- トラック4 寝所で(R18 ほろ酔い溺愛寝バック)12:31
- トラック5 温泉で(R18 ぬるぬるローション温泉セックス)18:09
- トラック6 暗転(R18G)11:47
- トラック7 結末(R18 言霊いいなり凌辱セックス)10:07
- トラック8 めでたしめでたし5:58
- Unknown Title
Unknown Title
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