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【初恋×嫉妬執着×相愛SEX】獣人遊郭。〜No.1花魁”銀狼”の独占欲丸出し濃厚発情えっち

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目次

シナリオ

Tr1、2:「なぜ牙原に来た。牙原の獣たちの味を知りたかったのか?」

俺は今では

このキバワラ一の花となった

決して笑わない銀狼

白銀

無愛想で

客に媚びることがない

気位の高い

キバワラ一の老いらん

お高く止まっていると陰口

を叩かれようと

それでも俺を人よ呼ぶのに

多くの小判が飛び交う

俺を飼うために

山ほどの女が時を待っている

この木葉原で

俺に敵わない望みはない

でも

俺の一番欲しいものは

いくら望んでも

もう

手に入らない

それを悟った時から

俺は

何のために生きているのかも

分からなくなった

花は抜け殻

中身が空っぽの銀狼

記憶の中のあいつの声だけが

小さい真珠のように

心の中に

転がっている

待たせたな

縁石を終えるまで

抜けられず

遅くなった

門はカスも同然のように

ここへ連れてきてしまえ

すまなかった

なぜ

上様

将軍様の奥に入ったお前が

こんなところにいる

今日が私のオイランド中だと知って

笑いに来たのか

幼い頃の約束

など

お前には

意味のなかったことなのだろうな

いや

お前を責めるつもりはない

すべてはこの

獣の実が招いたことだ

俺が

身分を得ていれば

せめて

狼の血を持たず

人として生を受けている

違ったことだったのかもしれないな

どちらにしろ

どうすることもできない話

お前とはもう

会うことはないと思っていた

将軍様の奥に入った女に

かたや勇敢の囚人

どうあっても

合間見える機会などない

私と過ごしたのは

幼い頃のひと時の思い出

それだけでも

お前の中に残っていればよい

それでもう

いいと思っていたんだ

それなのに

なぜ

木葉原に来た

私を

俺を洗いに来たんじゃない

と言うなら

お前も他の女たちのように

夢を買いに来たのか

多くは

代理に厳しいと聞いたが

それを押したでも

キバワラの獣たちの味を

知りたかったのか

Tr3:「素直なお前には、ご褒美だ」

素直だな

素直なお前には

ご褒美だ

耳をついばむだけじゃ

褒美には足らないな

もっと

よくしてやろう

俺は獣神だからな

両腕でお前を抱え込んでいても

ほら

お前の足

ふくらはぎを

言う

くりっと

撫でているのが

なんだかわかるか

俺の

尻尾だ

ふんわりとした毛の

長い狼の尻尾

こうして

お前の体中を

今宵は俺が支配しているんだと

教えてやれる

今は

この夜だけは

俺は

お前のすべてだ

お前の

中で

俺の腹を

味わって

覚えるんだ

Tr5:「もう一度名を呼べ。銀太だ、……お前の銀太だ」

まあ

その

あと

残してもいいか

少し痛むかもしれないがここに

ああ

お前の熊

白い胸に

俺の跡を

残したい

うん

ありがとう

では

すまん

お前の胸に赤い花が咲いた

俺の

咲かせた花だ

夢のようだな

お前の

体に

俺の後を刻める日が来ようだな

もう一つ

パクパクと口が動いて

本当に愛らしい

ああ

お前の飲水の話は

ひどく興奮する

お前が

女になった匂いがたまらない

舐められるのは怖いか

よかった

おならば

もう少し

もう一度

俺は

名を読め

呼んでくる

銀太だお前の

銀太だ

好きだ

愛してる

愛してる

Tr6:「お前はうつつに、戻る時間だ」

起きたか

そろそろ

夜が明けるぞ

ほら

明けガラスが鳴いている

ひとよの夢は

もうおしまいだな

お前は

現に戻る時間だ

兄上には先ほど

使いをやった

もうしばらくしたら

お前を迎えに来るよう

伝えに行っている

どどうした

今にも泣き出しそうな顔だ

手を伸ばして

ああ

また

俺の耳に触れたいのか

ふん

好きなだけ触るといい

昔からお前は

俺の耳に触れるのが好きだったな

ほら

昔に比べて

ちゃんと

もふもふになっただろう

もふもふというより

スベスベしている

そうだな

そうかもしれない

幼い頃のお前に触れられてから

誰にも触られていないから

そういう感想を聞くのも初めてだ

ああ

客にも

誰にも触らせたことはない

お前が始まりだ

そして

終わりだ

生涯

他の誰にも

触れさせるつもりはないよ

おいで

さあ

まだ

最後の明けガラスが泣くまで

時間がある

それまでは

俺の腕の中で

過ごしてくれ

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