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【まぐくんASMR】幼馴染の男の娘が嫉妬に狂ってヤンデレに…【BLボイス】

【BLボイス】

『幼馴染で同級生の男の娘が、小悪魔でヤンデレだった』

台本:犬アキラ様@toppema0126 よりご提供頂きました🙌
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=14259021

イラスト:とわつぎ様@towatsugi よりご提供頂きました☺️
https://www.pixiv.net/users/39395328

目次

シナリオ

おかえりー。

遅かったじゃん。何やってたの?

え?いや、鍵開いてたから、勝手に入ったよ。
僕、おばさんにも勝手に入っていいって言われてるし。

いーじゃん、別に。男同士なんだし。
別に、何見たって、何とも思いゃしないよ…

なに、どーしたん、変なカオして。

あ…わかった。
また、彼女と別れたんでしょ。

アハハハ、ホントに続かないねぇ…。

きみ、見てくれだけはいいから、女の子もまぁまぁ寄ってくるのに、付き合ったらすーぐフられちゃうじゃん。

なんでだろうね?
んーヘタレではあるけど、性格に問題があるわけでもないのにねぇ…。ま、ドンマイ。

それよりさ、このマンガの続きないの?ある?
どこ?本棚にはなかったけど。ベッドの下かな?
このへん…?

あれ?なんだこれ。

うわ、めちゃくちゃ踏まれてんじゃん、これ。


きみ、こういう趣味なんだ…

さっき、何とも思わないって言ったけど、これはちょっとひくわ…ごめん…。

ちょっ、うるさいよ、邪魔!

ふんふん、なるほど…。こうやって踏むんだ…。

こんな感じ?

オリャオリャ。

こんなのが嬉しいの?終わってるね。


え?男にされても嬉しくない?
いや、女にされても喜ぶなよ。


ハァ…
このマンガの続き探しといて。
僕、ちょっと化粧なおすわ。

鏡借りるよー。

うーん…髪の毛もうちょい伸ばすか…?
でも、男も女も手玉に取るには、ショートが一番都合がいいんだよなぁ。

でも、もうちょっと長くないと、スカートが似合わないかな…?


伸びるまでは、ズボンで行くべきかな…ねえ、きみはどう思う?


え-?別にいいじゃん、女装は趣味なんだから。

てーか、今さら?もう、何年幼馴染やってんの。

だってさ、僕、そこらへんの女よりかわいーじゃん。このかわいさを生かさないなんて、もったいないと思わん?

いや、別に男が好きなわけじゃないよ。
基本的には、女の子が好きだよ。基本的にはね。

でも、これはこれで色々便利なんだよ。
男は顔で落とせるし、女は喋りで落とせるからね。

なんなら、男に告白された回数の方が多いよ、僕。
男でもいいから付き合ってくれー!ってね。

ハハ。みんな、こじらせてるよねぇ。男の先生たちも、僕がこの顔で迫せまりゃ、簡単に内申点くれるからね。
人生イージーモードってやつだよ。

よしっ。

ほら、どうよ、このメイク。
かわいくない?

…ははっ、ドキっとしたじゃん。

ちょろっ。

…ねぇ、いつまで渋

しぶいカオしてんの?

そんなにフラれたのショックだった?

しょーがないなぁ。

なぐさめてあげるから、おいで。

よしよし…ドンマイドンマイ。

なんで、いーじゃん。誰も見てないんだから。

おとなしく、頭なでられときな。

僕にこういうことされたい人間が、何人いると思ってんの?

きみは幸せ者だってことを、もっと自覚した方がいいよ?


ん…まだ不満そうだね。

じゃあ…僕が、人を落とすときの必殺技、やってあげようか?


じゃあ、後ろ向いて。

よいしょ、っと…。

どーよ…。幼馴染に背中から抱きしめられて、耳元で囁かれる気分は?

…お前にされても嬉しくない?

…ふーん、本当にそうかな?

カオ、赤くなってんじゃん。

きみは、全部表情に出ちゃうんだから、くだらないウソはやめときな。

…ねえ。

きみは、何ですぐフラれちゃうんだと思う?

僕はなんでだか知ってるよ。教えてあげよっか。

それはね…。きみが、僕のことを好きすぎて、心ここに在らずだからだよ?

そんなわけない…?
そりゃ、自分では気づいてないだろうね…

いや、気づいてるけど、必死に気づかないふりをしてるって言った方が正しいのかな。

じゃあ聞くけど、今まで、僕以上にかわいい女、いた?

僕以上に心を許せた女、いた?

僕以上に、一緒に過ごして心地よかった人、いた?

…いなかったよね。

…もう、十分でしょ?


じゃあ……そろそろ、僕と付き合っちゃいな。

男だとか、女だとか、そんなちっぽけな価値観、早く捨てちゃいなよ。

僕以上にきみを満たせる人間が、いるわけないんだからさ…。


ん?僕は、女が好きなんじゃないのかって…?

基本的には、っつったじゃん。きみは例外系。

きみの前でだけは、僕の心は女の子になっちゃうんだよ。

ふーっ…。

ずーっと昔から、考えてたんだ…。きみのことを好きになっちゃった時から…どうすれば、男の僕が、きみの心を奪えるのかって。

今までの全部は、この時のためにやってきた…。

きみのために、あらゆる手を尽くしてかわいくなった…。

きみと付き合った女たちには、きみが最低な性格だってウソを吹き込んで、すぐきみがフラれるように仕向けた…。そのたびに…きみが傷つくたびに、僕がきみをなぐさめてあげた…。

僕がいないと、心の余裕が保てなくなっちゃうようにするために…。

…うっさいな。

文句があるなら、ふりほどけばいいじゃん。

…できないんだろ?

ふふ、もう…このへんでチェックメイトだよ。

いつからだろうね。

きみが僕を見る目が、あつく…熱を持ち始めたのは…

ふーっ…。

ほら…そろそろ、僕のものになるときだよ…。

…なんか、汗かいてきちゃったね。

ねぇ、一緒にお風呂入ろっか。

別に男同士なんだから、何の問題もないじゃん。

だって別に、僕のこと好きでもないんでしょ?

来ないんなら、僕のこと意識してるってことになるけど…。


…それとも、まさかとは思うけど…。

興奮してるんじゃないよね?

あははは。あーそう、してないんだ。じゃ、行こうよ。

…まぁ、口では何とでも言えるよね。

ちゃーんと、お風呂で、確かめてあげるよ。


何とは言わないけど、見りゃ分かるんだからさ。

もしウソついてたら、…分かってるよね?

僕はきみと同じ、男だよ。

当然…きみが気持ちいいことだって、ぜーんぶ分かってる…。

きみが付き合ってきた女たちなんかより、何倍もね。

踏まれるのが大好きなキミが、どこまで耐えれるか、楽しみだね。

あはは!

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