Secret OZclub Route03 冷徹だけど美しい私のキング・志嶋ヨハン

愛6

Secret OZclub Route03 冷徹だけど美しい私のキング・志嶋ヨハン

シナリオ

01.Introductory Chapter

なぁ、こんなところでボケッと突っ立ってられると邪魔なんだけど。

あんた、どこかで会ったことないか？

いや、俺の気のせいか。

てか、あんたみたいな子がなんでこんなところにいるんだ。

ここがどういう場所なのか分かってるのか？

は？あんたが今回のクラウン？

なるほど、だからここにいるのか。

クラウンに選ばれたのなら役割をこなせば良いだろう。

戸惑ってるって。

ったく。あからさまに困ってるって目で俺を見てくるなよ。

それに警戒心がなさすぎだ。

仕方ない。

なら、まずはここがどういうところか教えてやる。

どれだけ危険な場所か分かったら、少しは警戒しろ。良いな。

この晩餐会はただの晩餐会じゃない。

オズクラブの会長の座、キングを決めるためのものだ。

オズクラブのことは知っているな？

そう、厳しい入会条件と在校生からの投票で選ばれたエリートしか入会できない社交クラブ。

その会員になるだけで輝かしい未来が約束されているんだ。

頂点であるキングとなれば、その恩恵は計り知れない。

キングを決めるとなれば、当然一筋縄じゃいかない。

過去には血で血を洗うような熾烈な争いがあったとも聞く。

だから今は第三者に選ばせることになった。

それが、クラウンだ。

あぁ、あんたはキングを決めるための重要な駒。

あんたが今日、この場に招待されたのはクラウンとしてキングを選ぶためだ。

クラウンは選んだキング候補が本当にふさわしいかを見極めるため、１ヶ月間の恋人期間を過ごす。

そこでキングにふさわしくないと判断した場合、また選び直しとなる。

その繰り返しだ。

とにかく、オズクラブに関わるとろくなことにはならないぞ。

なぁ、そんなに戸惑ってるなら、助けてやろうか？

俺をキングに選べ。どうにかしてやる。

どうにかは、どうにかだよ。

あんたは知らなくても良い。

助ける理由なんて、そんなのどうでも良いだろ。

俺の言う通りにしろ。

いいか、キングを指名する時は俺のことを指差せ。

分かったな。

あ、悪い。

強く握りすぎたな。

とりあえずあんたはすぐここから離れろ。

誰かに危害を加えられる前にな。

大袈裟じゃない。

あんたは何も知らないからそんな風に言えるだけだ。

おい、この女を送るから早急に車の手配を。

それと、こいつの家に人を数人手配しろ。

期間は１ヶ月。その間、身内以外との接触をしないよう見張るように。

分かったな。

なんだ。言いたいことがあるなら手短にしろ。

どうにかしてやると言った俺を頼ったのはあんたの方だろう。

なら大人しく俺の言うことを聞け。

すぐに車も来る。

理由がない行動は受け入れられない、とでも言いたげだな。

理由なら、ある。

俺はこんなゲーム、最初からうんざりなんだ。

どうして今、キングの選定が始まったんだと思う？

そうだ、前のキングがいなくなった。

いや、失踪したと言うのが正しいな。

前のキングはオズクラブでは珍しい人格者だった。

彼には良くしてもらっていたんだが、誰に何を告げることもなく突然失踪した。

俺も手を回して探したが、その足取りはいまだに掴めていない。

そして、前のキングがいなくなった途端、それを悲しむことも惜しむこともなく、すぐさま次のキングを決めるゲームが始まった。

そんな状況で不審に思わない方が無理な話だ。

オズクラブには自分の快楽だけを優先し、人を人とも思わない人間達が集まっている。

聞いて分かっただろう。

狂っているんだ。最初から。

俺は、これ以上オズクラブのおもちゃにされる人間を見たくない。

それが理由だ。

分かったなら、俺の言うことを聞いて大人しくしているんだ。

なんだ、まだあるのか。

あんた、この状況でまだそんなことを気にしているのか。

恋人期間なんて、あいつらの悪趣味な暇つぶしにすぎない。

だから、１ヶ月後に俺をキングに選ぶまでの見せかけで良い。

ここまで言ってもまだ分からないのか。

いいか、キングもクラウンも結局あいつらにとってはなんの意味もない。

その気になればいつだってキングを排除できるんだからな。

前のキングのように。

そんなくだらないゲームに真っ当に付き合う必要も理由もあんたにはないだろう。

それとも、あんたはあいつらのおもちゃになりたいのか？

だとしても、責任を感じずにはいられない。か。

そんな怯えたような顔して、度胸だけはやけに座ってるな。あんた。

分かった。

だったら、それらしいことをすれば良い。

どうせクラウンの動向は逐一監視されているだろうからな。

怪しまれない程度に恋人ごっこをしていれば問題ない。

恋人らしく振る舞うには距離が近いことを見せつければ良い。

だが、俺は夜間クラスであんたは全日クラスだ。

夜間クラスと全日クラスは通っている時間が違うから、校内での接点はほとんどない。

なら、奴らを欺ける程度に恋人のふりをするには。

あんた、今日から１ヶ月間、俺の家に住め。

安心しろ、あんたが想像しているようなことは何もない。

というか興味もない。

うちは家業の関係で荒事に慣れている奴が多いからな。

その辺を一人でうろうろしているよりは家にいた方が余程安全だ。

なんだその目は。あんたはさっきから文句が多すぎるな。

親だと？

分かった。早い話、あんたの両親を納得させれば良いんだな。

おい、予定変更だ。

一緒にこいつの家に行く。

恋人期間中、クラウンはキングにふさわしいか見極めるんだったよな。

その第一歩としてあんたの両親を納得させてやる。

それとも、身元の知れない男という方が問題なのか？

俺の名前は志島ヨハン。

これで身元は知れたな。

父親が表沙汰にできないことをしているからな。

母親の姓を名乗っている。本名は。

あんたには関係ないか。

あんたの名前はいい。知っているからな。

握手だ。こういう時にするんだろ？

今度は痛くないだろ。

いや、なんでもない。

これで満足か？

なら行くぞ。

ぼやぼやしていると置いていくからな。

なんだ、突っ立ってないで好きなところに座れば良いだろう。

当分あんたはここで過ごすことになるんだからな。

慣れてもらわなくちゃ困る。

この部屋はあんたのために用意したんだ。

好きに使えば良い。

しかし、あんたの両親は過保護と聞いていたが、話が早くて助かった。

結果的に話がまとまったんだから、俺があんたの両親と何を話していたか知る必要はないだろう。

言っておくが、別に脅したわけじゃない。

真っ当な話しかしていないからな。

うるさい。別になんだって良いだろ。

それより、この屋敷のことは覚えたか？

ま、一回の案内で覚えられるほどあんた器用じゃなさそうだしな。

部屋の外には常に護衛をつけておく。

場所がわからなくなったり、必要なものがあるならそいつらに言え。

あと、俺の部屋は2階だ。

俺に直接用事があるときは部屋に来い。

登校している時以外は大抵部屋にいる。

なら、俺は部屋に戻る。

あんたは好きに過ごせば良い。

どうした？

初対面、ね。

なんでもない。

とにかくまぁ、今日は色々あって疲れただろう。

ゆっくり休め。おやすみ。

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04.クラウンはダイヤのキングに守られる

もう最後まで離してやらないからな。

あんたの中、すごくいやらしい。

俺の、絡め取ってくる。

俺のが欲しいならたくさんくれてやる。

気持ち良いのは、声を聞いていれば伝わってくる。

あんたは鼻から漏れる吐息がエロい。

すごく気持ちよくて、気を抜くとイきそうになる。

でも、あんたもイかないと意味がない。

そうだな、繋がれただけで意味はあるな。

なら、イっても良いか？

嬉しそうな顔するんだな。

キス、するか？

あんたって全部が熱くて、柔らかくて、俺の方がおかしくなりそうだ。

あんたに飲み込まれてく。

こんなに締め付けてくるのはあんたも感じてるからだって思っても良いか？

Secret OZclub Route03 冷徹だけど美しい私のキング・志嶋ヨハン

商品紹介

Introduction(作品概要)

社交クラブOZclub(オズクラブ)のメンバーである個性豊かな彼らと繰り広げるのは、どんな【恋】なのか。

全編ダミーヘッドマイクを使用し、スタジオで収録

秘密の社交クラブ“OZclub(オズクラブ)”を舞台に、恋に落ち、心だけじゃなく身体も繋がるまでの苦くて、甘いとろけるような恋物語をあなたへお届けします。

高潔で傲慢な男たちの晩餐会へ、ようこそ

本作の設定や詳細は公式サイトをご覧ください♪
https://lamina-pla.net/oz/

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✼••こんなあなたにおススメ••✼
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・乙女ゲームみたいな王道のストーリーを楽しみたい!

・癖のある男の人の二面性を知りたい!

・傲慢な彼があなたを求めてくるシチュエーションを楽しみたい!

・甘いだけじゃなくて、激しいシーンも楽しみたい!

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✼••注目ポイント••✼
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・1トラック10～20分弱なので気軽に楽しみつつ、ときめきも感じられる♪

・ダミーヘッドマイクを使用した臨場感あるボイスで王道の恋物語を描きます☆

・モノローグトラックで彼の秘められた胸の内を知ることができます!

・愛し合うシーンは2トラックにかけてボリュームたっぷりに描いています!

Story(物語)

‼‼　　ネタバレ要素を含んでいるのでご覧の際はご注意ください　　‼‼

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✼••台詞サンプル••✼
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・出会いのシーン

「はぁ……なぁ。そんなに戸惑ってるなら……助けてやろうか」
「俺をキングに選べ。どうにかしてやる」
「どうにかは……どうにかだよ。アンタは知らなくてもいい」

・デートシーン
「……まぁ、甘いものは別に嫌いじゃない」
「構わない。元々、息抜きに外出を提案したのは俺のほうだからな。アンタは気にしなくていい。……はふっ」
「それに……俺一人では、こんなところに来ることはない。いい経験だ」

・求め合うシーン
「いや、怒ってはいない。だが、手錠をかけられるとは思いもしなかった」
「もしかして俺は、アンタに襲われてるのか?」

※この先は本編でお楽しみください!

Character(キャラクター)

「助ける理由なんてそんなのどうでもいいだろう。俺の言うとおりにしろ」

猜疑心の強い純粋無垢な♦(ルビ:ダイヤ)のキング

志嶋 ヨハン(しじま よはん)
CV.土門熱

Class:夜間クラス
Age:20
Height:183cm
Blood type:A
Birth day:5.10

武器商人を父親に持つ。ドイツ人と日本人のハーフ。
やや身体が弱い。めんどくさがり屋で、人に関わりをもたれるのを嫌う。
人見知りで基本的に態度は冷たいが、気を許した相手にはとことん優しい包容力のある性格。
空気は読めるけど、敢えて読まない。

●あなたへの気持ち
本編とラストのモノローグトラックでお確かめください。

……………………………………………………

●ヒロイン(あなた)

Class:全日クラス

日本人。特待生として入学した。
おっとりとしていて優しい性格だけど、芯は強い。
厳格で過保護な両親に育てられたため、世間知らずなところがある。


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Track(トラックリスト)

※以下、ネタバレテキストは赤字で記載しております!



トラック名のみ知りたい方は、Secret OZclub公式サイト内【作品ページ】をご覧ください(https://lamina-pla.net/oz/route03.html )


00.Title Call

01.Introductory Chapter(15:00)【収録内容　導入シーン(会話)】

晩餐会に参加したあなはわけも分からずオズクラブで立ちすくんでいるとヨハンに声を掛けられる。戸惑いや困惑からすがるように彼を見つめると「俺をキングに選べ。どうにかしてやる」とヨハン。あなたはヨハンを指名し会長候補に選ぶのだった。

02.クラウンはダイヤのキングとデートする(11:29)【収録内容　会話、デート】

ヨハンと期間限定の恋人関係になったあなたはしばらくの間、彼の家で暮らすことに。
慣れない環境で部屋に籠もりきりの生活に時間を持て余していると、ヨハンが気晴らしに外出を提案してくれる。
希望を聞かれたあなたはカフェに行きたいと申し出て――

03.クラウンはダイヤのキングに惹かれていく(14:37)【収録内容　会話】

期間限定の恋人になって3週間が過ぎた頃。ある事件があなたを襲う――
突然不審者が現れ、ナイフを振りかざしてくる。
ヨハンはとっさにあなたを庇うも、傷を負ってしまい……

04.クラウンはダイヤのキングに守られる(34:01)【収録内容　告白、ファーストキス、手錠、愛撫、耳舐め、胸舐め、正常位】

恋人期間、最終日。OZclubのメンバーが待つ場所に行く前に、選定の日にしか伝えることができない最後のルールがヨハンから明かされる。あなたとヨハンの選択の行方は――

05.クラウンはダイヤのキングに愛される(12:07)【収録内容　キス、耳舐め、手コキ、フェラ、騎乗位、正常位】

ハジメテの余韻を残したまま、もっとヨハンを気持ちよくさせようとするあなた。
ヨハンもそれに応え、身体も心も深く繋がって――

06.Closing Chapter(08:22)【収録内容　モノローグ(彼視点)】

ヨハン視点のお話です。ヨハンがあなたに抱いた想いとは……。

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愛6