[Шио Сатоу] Я порву свое платье, которое так эротично, и зря.

Любовь2

сценарий

Глава 1.

いい加減におとなしくしたら？じたばたしたって手枷も足枷も外せないんだからさ。大声出して無駄。こんな辺鄙なとこにあるボロい倉庫に誰が助けに来てくれんの？

ほんっと今回は苦労したわ。なんで俺に内緒で引っ越しまでしてんの？実家に行ってもお前の親にははぐらかされて全然居場所を教えてもらえなかったし、口止めしてたんでしょ？

でもさすが田舎だね。同級生なんですけど、連絡取れなくて困ってるんですって嘘ついたらさ、何も知らないご近所のお年寄りが丁寧に教えてくれたよ。

たちの悪い男にストーカーされて逃げてるからってさ。誰がストーカーだってふざけんなよ。ねえ、お茶がいい大人なんだからさ。ただの痴話喧嘩に親とか周りの人間待ち込むのはやめようよ。ちゃんと二人きりで話し合わなきゃんね。

そりゃさ、束縛したりさ、俺もちょっとは悪かったかもしんないけど。誤解を招くような行動をとるお前にも問題はあるんだからね。ねえ。今謝ってくれたら特別に許してあげる。

もう俺ことしか見ないって。ごめんなさいってちゃんと言ってみ。別れたとか思ってんのはお前だけだよ。俺はそんなの認めないから。

後、今日見たときから言おうと思ってたんだけど、その格好なに？体のラインが出るワンピースもショートに切った髪も全然似合ってないよ。前はそんな服持ってなかったじゃん。どうしちゃったの。ビッチみたいでなえるわ。

お前のまっすぐで綺麗な長い髪も好きだったのにな。俺の大事な彼女、誰がこんな姿に変えちゃったのかな。

お前が今住んでるアパート。隣の部屋は若い男が住んでるよね？年はお前より2個上だったかな？職場は近所のガソリンスタンド。

実家は駅から徒歩15分。家族構成はお母さんにおじいちゃんに妹さん、はもう一人暮らししてたよね、確か。小学生の頃にご両親が離婚したんだって。お母さんは女手一つで2人の子供を育て上げたわけだ。

立派だな。今は父親の介護か。泣けるね。で、何の話だったっけ。そうそう。その男とさ、今日二人きりで出かける予定なんだって？夕方5時に部屋まで迎えに来るんだったかな。

ごめんね。もう5時すぎちゃってるね。つまんねえな。仕方ないからさ、今日は俺と遊ぼか。ねえ、この服とか髪型とかってさ、あの男の好みなわけ？

男に脱がされるために、こんな無駄にえろいワンピース着てんだ。じゃあ俺が脱がしちゃおう。

もうこんな服着ることないだろうし、破いちゃうね。いいよね？もしかしてこの下着もあの男の趣味？こんな派手な色を選ぶようになったんだ。下品だな。似合ってないし、ほんっと趣味は悪い。

メイクもネイルもこんなのお前じゃない。気持ち悪い。全部拭き取ってあげる。あの男のために着飾ったお前なんかいらないんだよ。こんなお前じゃない。なあ。あの男に抱かれるために頑張っておしゃれしたのにね。ボロボロだ。

仕事も辞めて引っ越しもして、新しい環境でイメチェンもして、新しい恋もして、人生やり直すはずだったのに。お前のせいで全部台無しだね。

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雨津庵様『台無しにしてあげる』
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