7日間の溺愛文学〜戯曲編〜

愛0

シナリオ

01 前夜

やあ

突然呼び出してすまなかったね

予定していた打ち合わせが

急に飛んでしまったのでね

この機会を逃すまいと

あなたに連絡したんだが

本当にあなた一人でここまで

あなたは

立派な会社の社長令嬢なのに

何も疑わずに

一人暮らしの男の部屋に来るなんて

ずいぶんと

無防備なお嬢様だね

すまなかった

冗談だよ

大人の女性に向かって

失礼な言葉だった

愚かなこの男を

どうか

許してくれないだろうか

ありがとう

安心しなさい

何もしないと

神に誓うよ

さあ

こんな場所で

いつまでも立ち話

をさせてしまっては失礼だ

我が城へ

ようこそ

ここが

私の書斎家

執筆部屋だ

そんなに喜んでくれるなんて

あなたを招待してよかった

あなたが見たいと言っていた

忠誠演劇の衣装をまとめた書籍は確

か

ああ

この辺りに並んでいるよ

あなたは

このまま

好きな本を読んでいるといい

そのために

今日はあなたを

ここに招待

したのだからね

さてと

私はこのまま結婚の執筆に戻るが

ここには

コーヒーや紅茶もあるから

あなたは

自由にくつろいでくれて構わない

邪魔になんてならないよ

ん

私

がどうしてそこまで言い切れるのか

気になるかい

今はまだ

秘密だよ

ん

ああ

もう二時間も経っていたのか

客人であるあなたにコーヒーを入

れてもらうなんて

申し訳ない

そうだね

あなたの提案通り

休憩するとしよう

リビングのソファーに座って

ゆっくり

話をしようか

ああ

執筆中はいつもこんな感じだ

没頭しすぎて

時間の感覚もなくなるし

寝食すら忘れてしまう

心配をかけてしまったようだね

わかった

生活をきちんと見直すと

約束する

ああ

今日

あなたをここに招いたのは

舞台

衣装に興味があるというあなたに

私の持っている

それらの書籍を見せてあげる

という

約束を果たすためでもあるが

あなた自身に

どうしても

伝えたいことがあるからなんだ

舞台裏で

スポンサー企業の社長令嬢である

あなたと

初めて会ったあの日

帆を赤く染めたあなたは

この美しい瞳は感動で潤うさ

じっと私を見つめながら開口一番に

今まで見た舞台の中で一番だった

と

告げてくれたね

言われ慣れている三時のはずなのに

どうしたか

あなたの純粋な喜びを含んだ惨事に

私の心は震え

体全体にカッと

炎が灯ったように

熱くなったな

私はあの日

恋に落ちたんだ

あなたにね

あなたのことが

好きだ

一組とその時から

この心は

あの日からずっと

あなた一色に染まってしまった

せいで

恥ずかしながら

実は

執筆の進みが悪くてね

だから

今日はあなたに

私の気持ちをどうしても伝えたくて

ここへ来てもらったんだ

あもちろん

これは

私の自己満足のための告白だから

あなたに答えてもらえるとは思って

あ

あなたも

私を

ああ

こんな

夢物語のようなことが

起こってもいいのだろうか

まさかあなたも

同じ気持ちでいてくれたなんて

ああ

その通りだ

夢物語なんかじゃない

二人で

新たに作り上げていく

私たちの

愛の戯曲だ

サンプルクロスフェード（R18）

ああ

ああ

ほら

あなたも好きなように

キスしてごらん

こんな風に

ん

まあ

軽くでも

うんちには

あの

もっと深く

激しくしてもいい

できるかい

こんばんは

ん

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