【side:MATSU】手錠で縛りたいほど君が好き【ヤンデレ】

December 14, 2020

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シナリオ

おはよう。よく眠れた？今朝はホットケーキ焼こうと思って。好きでしょ？ホットケーキ。どうしたの？動けないって。違う違う。動けないんじゃなくて動けないようにしてるんだよ。手首、痛くない？

この手錠はネットで高評価だったから、買ったけど駄目だね、今度は痛くないようにふわふわの買ってあげる。今ちょっとこれで我慢しててね。

どうして僕のマンションにいるのかって思ってる？そうだよね。他の男と楽しく飲んでたのにね。飲んでる席で飲み物を残して、席を立っちゃいけないよって、前からあれほど教えてたのに。

1人はトイレで。もう1人は非通知でかけた僕の電話に出たら、誰もいないテーブルになっちゃうじゃない。入れ放題だね、薬。眠っちゃった君を彼氏の僕が、迎えに行くのは当然の役目でしょ。あの男は何も言えないよね。人の彼女に手を出したのは自分だもの。

むしろ逃げるように帰っていったよ。だから僕は優しく介抱しがてら、自分のマンションに連れてきたってわけ。うん、だからって。どうしてこんなことを？だって動けるようにしたら、君、うまくはぐらかして逃げるだろう？そんなことしないって。

僕はそんなに馬鹿じゃないよ、信じると思う？君の言うこと。今までずっと信じてきたのにさ、裏切られたんだもんね。

仕事だからって、ただの同僚だよって。君の言うことだから信じてきたのに。まさか、浮気してたなんて。でも、大丈夫だよ。

僕は君のこと、大好きだから。そのぐらいで手放したりしないよ。まずはそうだな。朝食の前に全部消毒しなくちゃ。この可愛い唇も奪われちゃった？こんな顔、あいつにも見せた？それなら許せないな。

そんな目で見つめられたらゾクゾクする。僕がおかしいのかな？それとも、それはもしかして、誘ってるの？違うって？そんなに体をよじらせて、逆らえると思う？君のことは隅々まで、何でもわかってるのに。

何でも。恥ずかしそうにしてるのも可愛い。やっぱり誘ってんでしょ？手錠外そっかあ。ごめんね。痛かったでしょ。でも彼よりもっと僕も心痛かった。

ね？もう絶対浮気しないでよ。本当に悲しかったんだから。嫉妬で気が狂いそうだった。いや、狂ってたね。君のことになると駄目だな。周りが見えなくなっちゃう。ええ？外さないの？。このままでいい？変な気持ちになっちゃった？

ええ。えっちな子だな。でも、こういうのもいつもと違って、僕も変な気持ちになっちゃった。朝食、もうちょっと後でいい？もっと美味しそうで食べたいもの、出来ちゃった。

ね？君食べてもいい？むしろ食べて欲しいんでしょ。ほらー。ちゃんと言ってごらんよ。恥ずかしそうに食べてって。じゃ、遠慮なく頂きます。僕だけ見てて。今もこれからも。

『分かった？うん、なら返事。ね？』

和小松
どうもMATSUです。
いつもありがとうございます。

今回は年上彼氏のシチュエーションボイスです。
フリー台本をお借りしました。
ありがとうございます。

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フリー台本：komomo様
題名：『ヤキモチ彼氏はヤンデレ彼氏』
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13617637
サムネイラスト：ルリにゃんこ